LYE の League of Legends メモ

League of Legends プロリーグ LCS の解説を翻訳したり、同作や MOBA ジャンルで使われる英語を説明したりする予定。

Worlds 2018 Group Stage観戦記 Day3

大変ご無沙汰しております。LYEです。

今年はラッキーなことに、Alienware Zoneさんのお手伝いで韓国・釜山で開催されているWorlds Group Stageに来ております。今回は解説・インタビューの翻訳などではなく、個人的なざっくりとした記録を(この熱が体に残っているうちに)残しておこうと思います。

 

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釜山入りはDay 3まっただなかの金曜日。会場であるBEXCOは空港から電車・車で1時間程度の場所にあり、僕は午後の便で着いたので試合開始時間くらいに会場着、とりあえずバッジを入手しに向かいました。そこでちょっとした待ち時間が生じたのですが、Riot Korea社の神対応により会場に入れてもらって観戦する機会に恵まれました(そして観戦しないからといって望遠レンズをホテルに置いてきたことを心底悔やんだ)。

 

会場は、プレイインの舞台だったLoL Parkと違い専用施設ではないものの、物販スペース、Acer Predetorブース、チームブース(出てないチームもあり基準がよくわからない)、ファンミートスペース、フードエリアが会場内に設営されている。チケット受付は屋外テントで対応しており、プレスルームも建物外に大型テントを設置して用意。おお、至れり尽くせりや。会場内はセキュリティ人員がかなり配置されており、人の流れの整理もしていた(階段は右側通行!って言われてた)。僕が到着する前には会場前でコスプレイヤーが集まっていたらしくぐわー見たかった…!となりました。


それぞれの印象は以下の通り:

物販スペース:15平米くらいのスペースに見本がバンバン置いてあり、手ぶらでレジに行って商品を指定する形式。商品一覧パネルで売り切れ商品も把握できる仕様。レジ裏に在庫を補充すればいいという合理的な設計でなるほど良いわと思った。そしてレジ手前には安めのステッカーやキーチェーンを置くなど最後の最後に財布を殺しにくる。

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物販の一部。

Acer Predetorブース:アリーナへ上がる階段横に配置。大型モニターで試合を見ることもできるほか、10台くらい設置したPCでLoLも遊べる(実際試合している人がいてびびった)。いつもリプレイありがとうございます。

チームブース:アリーナ前の通路壁沿いに、同人誌即売会みたいに長机を置いてある。ちょっとした応援グッズ入り紙袋プレゼントしてた。RNGのは特に気合入ってた。出してないチームも結構多かったけど、基準はよくわからない。

ファンミートスペース:通常時は何もないのだけど、予定された時間になると列整理レーンと長机が用意され、チームメンバーと写真を撮れる。セキュリティチェックもされていたっぽい。この日はVitalityだったけど、YamatoCannonの圧倒的伊達男感は直接見てもまったく変わらなかった…。しかし負けたチームも出るわけで、これはプロとはいえ厳しいよなあと。

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セクシー。

フードエリア:立って食べる感じのフードエリアもあり。まだ使ってないのでよくわかんないけど、助かる。

プレスルーム:会場外にかなり立派な小屋が建っていて、そこがプレス向けに開放されていた。ごはんとコーヒー、ドリンクも出てる!ただプレス人数に対してちょっと狭いかも。もう少し面積広いと嬉しい。

 

…と、全体的な印象をチェックしたところで入場、観戦しにアリーナに入りました。一階席の入りを見る限り、金曜の5時すぎで8割は埋まってるかな?という印象。LPLやLCKで見る光る板持ってる人もちらほら。サンダースティックは当然みんなバンバン振っている感じです。

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会場内。ビッグプレイのときは悲鳴も。



驚いたのは、目当ての試合だけ見て帰る人がいたこと。これは一階席チケットが2000円くらいであることも大きいのではないかと思う。Riotがつねづね言っている「誰でも見られる大会」はこういう形で実現していた。こうして肩肘張らずに観戦に来られるのは素敵だなと思うし、全身全霊をかけなくても見に来ていい空気というのはとても歓迎すべきことなのではないかなあと思った。そして、仮にスポンサーのお金とチケット費で大赤字になっていないのであれば、この規模は持続可能(サステイナブル)だと思う。

 

これからいろいろお仕事していくのでどれだけこちらに書けるかわかりませんが、ひとまずここまで。

会場全体はワクワクしています。僕もワクワクしています。みんなワクワクしていきましょう!